Steins;Gateの話をしようではないか

先日、ようやくシュタゲゼロを観終わったたきれんです。

あ、今回はネタバレまみれで話します。
それと頭の悪さの都合上、わかりやすいような書き方になってません。仕方ないですね。
考察とかは全然してないんで、そこんとこよろしくってことで。

いや…もう最高でしたね。
シュタゲのifの話という時点で期待値がクッソ高いわけですけど、マジで軽々と超えられました。

というかifっていうのもおかしいですかね。
本編23話でおかりんが飛ばなかった世界線上の話ですから、ifと言えるのか。

シュタゲの最高にお勧めしたいポイントは、ずばり「カタルシス」ですわな。

大きな壁にぶつかった主人公が、壁を乗り越えていく。
まあ、ありがちではあるんですけど。

シュタゲはその壁の鬱度が桁違いです。
まず人が死にまくりますからね。
本編はまゆりが死にまくります。
まゆり以外も死にまくります。

ただ、その困難がサイエンスに、情熱で超えていくってところが最高に気持ちいいんですよ。

というかゼロの話を今回はメインでしたいんですよ。

ゼロのおかりんはほとんど生気を感じません。
本編のような強い(?)おかりんでは無いです。
紅莉栖を殺してしまった、その事実で心に傷がついたタイムマシン理論を知る青年、それだけです。

ですけどね、20話辺りからの熱い展開には、とにかく心を打たれました。
おかりんが鳳凰院凶真に戻るんですから。

でもそこにたどり着くまでの3000回を超えるタイムリープで、未来をほぼ全て見てきたわけですからね。
大戦の火ぶたが切られて、戦場と化した秋葉を何度も何度も見てきたんですから。

でも、まゆりの死ぬ世界を何度も何度も見続けてきたおかりんは、それに耐えてでもシュタインズ・ゲート世界線にたどり着こうと奮闘するわけです。

一人ではなく、未来で何度もであるラボメンたちと。

本編23話で未来のおかりんがシュタインズ・ゲート世界線を目指すようにビデオメッセージを送るシーンがありますけど、あれは米露の妨害を遂に回避し、ワルキューレを立ち上げた後のおかりんが送っていたというのもなんだか胸熱。

あの場でビデオメッセージに出てくるおかりんは
α世界線で何度もまゆりの死に直面し、なんとか到達したβ世界線では「紅莉栖を救うことを諦め」、そしてその先で2036年から3000回ものタイムリープを行い、オペレーション・アークライトを完遂させた先にいるおかりんなんですよ。

なんか書いてて頭が痛くなってきましたよ()

何が言いたいかっていうと、恐ろしい数の困難を乗り越えた先で、その世界線上の自分が到達できるわけではない新たな世界線(シュタインズゲート世界線)への道を作るために戦い続けるっていうのが、もうね、熱い。まじで熱い。

そして終わり方も最高。
おかりんを鼓舞するために2010年へと飛ぶも、帰ることができなくなってしまう二人を、タイムマシンを開発した未来のおかりんが、一番最初の実験、しかも有人実験で迎えに行くっていうのがねぇ。見てて泣いちゃいましたよ。

ただし、シュタゲの全容はぶっちゃけるとシナリオライターと企画者しかわかってないと思います。

考察もかなり人によって違いますし。

紀元前に飛んだ二人はそれぞれ2025年に戻るにはおかしいですし、考えれば考えるほど頭が痛くなります。
こういうのって、大抵書いた本人しか全容の理解をしていない、というか脳内で全部完結させてると思うんですね()


てかこれは感想。
とにかくよかった、だけではこのアニメは語れません。
見ている最中もシュタゲについて、いろんな整合を取るために頭をフル回転させながら見たいといけません。
特に後半。まじでややこしくなっていきます。

普通に見ている分にはややこしさなんか関係ないんです。
見ながら「ここがアレとつながっているのか…」とか考えだすともう終わりです。頭パンクしました。

そんな感じで楽しむのがシュタインズ・ゲート・ゼロだと思います。
本編も凄くおもしろかったんですけど、本編見た人は絶対にシュタゲゼロ見た方が良いっていうのは声を大にして言いたい。

順番としては
本編23話(β世界線に残る方)→シュタゲゼロ全話→本編23話、24話てな感じですね。

ゼロは途中で挫折しちまうよ…って人も絶対いる感じですけど、シュタゲ本編見れたならいけるって、て感じです。

以上、シュタゲゼロはマジで凄かったよという話でした。
問題はゲーム版。実は買ってるんですよ。手元にあるんですよ。Vita版。

時間ができたら...やってみようかな…

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