SAKANAQUARIUM2019は「最高」のライブだった

5/22、それは自分にとってとても大きい日です。

それは2013年、人生で初めてサカナクションのライブに行った日。

ライブの素晴らしさを知った日です。

2013年5月22日、SAKANAQUARIUM2013の大阪城ホール公演が行われた日、しかも6.1chサラウンドライブ。日本、いや、世界で二例目の。

そしてその6年後の先日、5/22、6年ぶりの新アルバム「834.194」のアルバムリリース記念ツアー「SAKANAQUARIUM2019 834.194」に行ってきました。

チケットに当選したのが半年前という()

大学の英語の授業を一回おやすみして行ってきました。
グッズについては今度触れよう...

まず、感想、とにかく感想だ。

オープニングはまさかのセプテンバーから。

セプテンバーとはサカナクションの前身バンド、ダッチマン時代に作られた曲。

その曲がまさかのオープニング。

上からのアングル、左右からのアングルから映し出される一郎さん。

モノクロで、ギター一本で弾き語りからスタート。

そしてセプテンバーが終わると、「834.194conceptmovie」の映像が映し出され、「000.000」から「834.194」へ。

そしてアイリス幕が開き、4人の前で手を広げ、指揮を執るような一郎さん、そしてすさまじい光量の白色のライトが照らされて…

一曲目はアルクアラウンドから。

夜の踊り子、陽炎、からの「マイノリティ」

始まりはなんだかちょっと古い、意図したダサさを混ぜた感じですけど、サビの「Are you want you,no me but you MINORITY(スペルミスしてても気にしない!)」が最高にカッコいい…

新宝島以来のロック調な曲じゃないですかね。

ダサさを混ぜつつ、カッコいいロック調を混ぜて、それが心地よいバランスを作り上げているのですよ‼

そしてAoi。後ろのLEDパネルに青と黒を交互に表示させて、青を強調させるような演出になっていたなって感じました。普段はライトで演出されてましたからね。

ただ、パネルがあるからってライトが全く手が抜かれてない、どちらも共存というかね。すごいよ。



そしてさよエモ。こんな序盤に⁉



ユリイカはこれまでは薄幕に投影して…て感じでしたけど、今回はLEDパネルも使って二重背景に。ライブで二重背景って普通見ないよね()

years、蓮の花に続いて、新曲「マッチとピーナッツ」

これはSakanactionで言えば「なんてたって春」みたいな感じかな。

そこから「ワンダーランド」

最初サンプルかenoughかなって思ったんですけど、どうやら違うぞ…と。

青色のライトと大量のスモークで幻想的なステージになり、そこからサビへ。

驚いたのがサカナクションなのに「火が吹いた」ということです。

サカナクションが火を使っちゃうなんて…

残念ながら歌詞が何を言っているのか聞き取れなかったんですけど、サカナクションらしくない、だけどサカナクションらしい不思議なロック調な曲でした。

そしてフェードアウトするようにアイリス幕が閉まっていき、会場全体がノイズに包まれ、そこからINORIのイントロが始まり、Sakanaction一曲目のINORIがスタート。

まさかINORIが聴けるとは驚きでした。

そこからmoonへ。SORATOじゃないです、moonです。

Moonは初オンエアの時から好きでして、下手すりゃSORATOよりも好きなんで嬉しかったです。

そしてミュージック。このDJスタイルから、と言えばミュージック固定ですね。

またDocumentaryみたいにDJスタイル→バンドに移行してほしいなーとおもったり。 

新宝島はまさかのスクールメイツが登場。

最初LEDに移ってるだけだと思ってましたから、ほんとに出てるとは気づきませんでした。

本編は残りはアイデンティティ→多分、風。

この順番も定番になりつつある気がします。

そして最後にセプテンバーをバンドで演奏して本編終了。

Septemberを聞いてるとなんだか涙が出てきました。一瞬サカナクションがもっと遠い所へ行っちゃうんじゃないかって、そんな気がして。

元々とても遠いところにいる凄いアーティストですけど、4列目ブロックからみてたからですかね。

アンコール一曲目は「バッハの旋律を夜に聞いたせいです。」

LEDモニターに「一郎人形」が映し出されてました。

そこから二曲目は「白波トップウォーター」。これも北海道時代の曲でしたね。

そこからMCへ。

・834.194は北海道でのデビュー前に使っていたスタジオと、現在使っている東京の青葉台スタジオ間を直線で結んだ距離ということで、かねてから噂されていた北海道―東京間の距離と大体意味的には似た感じ。

・アルバムは全18曲( 24日のラジオで曲名とともに正式発表)

・今回も全会場ソールドアウトしたのに大赤字

・グッズたくさん買ってね()

・セプテンバーは自分たちが周りに聴かせるということを考えない時代に作った曲。

・アルバムは浅瀬も中層も深海もすべてがある。

・もっちとえじーはアムザのサウナに行っていた。

・アルバム延期は誰のせいでもなく、ただ一人、一郎さんが全ての原因であることの謝罪。

という感じでした。

毎度おなじみの6.1ch解説もあったりしましたが、今回のMCは極限まで短くされてた感じです。その分曲を一曲でも多くってことでしょうか。

姐さんもザッキーも話すことはなかったです…

アンコールの最後は「グッドバイ」

幕が三角に空き、そこにはスタッフロールが流れるという演出。

6年ぶりにアルバムを出して、そこを新たな出発点として進んでいくサカナクションにぴったりな終わり方でした。

不確かな未来へ舵を切る…めちゃくちゃいい歌詞ですよね。

演奏が終わるといつものように、メンバー5人が手を繋いで大きく礼をして退散。

個人的には2018年のZeepBaySide以来のサカナクションのライブだったので、とにかく楽しかったです。

大阪城ホールで言えば2017年の10月以来ですし、その時も6.1chでしたね()

例に漏れず、とにかく音がすごい。特に低音。

低音にこだわりを持つサカナクションですから、今回も臓器にまで音が染み渡りましたね。圧巻です。

そしてスピーカーがめちゃくちゃ多いので音を大量に浴びせられるって感じです。

これぞサカナクションのライブ、ファンですから赤字額が心配で仕方がありません。

今回のライブ、まさに最高のライブでした。

てか毎回最高最高言ってる気がするなって?毎回期待値超えてきてくれる、それがサカナクションです。

今回のツアーはアルバムツアーですし、次はホールツアーかZeepツアーをやっていくれるはずなので、その時にはまたチケットを取って行きたいと思います。

新アルバムも楽しみになったことですし、またサカナクションのライブ行きたいですね。

NFをまた大阪でもやってくれませんかね...

3年前に行ったNF1Rも未だに忘れられないの(新曲に被せていくスタイル)

以上、サカナクションはやっぱり凄いよって話でした。(語彙力皆無)

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