メイドインアビスを観終わりまして
大人気アニメ、メイドインアビスをようやく見終わったのでその感想を軽く。
絵柄しか知らないので、ずっとのんびりした感じの冒険ものだと思っていました…
しかしふたを開けたらド変態(誉め言葉と憎悪の混じった表現)な作者の性癖が詰め込まれたとんでもないアニメでした。あの絵柄からじゃ予想不可能やん…
グロも胸熱も、鬱アニメ特有のムカムカも全部持った良い鬱アニメでした。
一応、分類的に鬱アニメで正しいとは思うんですけど、アニメ以後にある対ボンボルド編なんかは随分と胃が痛いらしいですし、でも気になるんですよね。噂によると、ポップコーン買ったら一つも手を付けれずに終わったうえに、食欲がゼロになったとか。
食欲…たしかにナナチとミーティの話を晩飯前に見て、普段の8割ぐらいしかたべれませんでしたね()
要らないとは思いますけど、話を大雑把に説明すると、
・12歳の冒険家志望の子(リコ)がロボットの男の子(レグ)と大穴(アビス)の底を目指して冒険する
って話です。まあほのぼのした感じですね。
そこに
・キモイモンスターまみれ
・リコが実は生き返った死者
・リコが全身から血を流す
・リコが右腕を折らざるを得なくなる
・肉塊にされたキャラクターがいる
・男の娘だろうと女の子だろうと裸吊りにされてる
とかもう作者の変態性あふれたとんでもない作品になってます。
つくし卿なんて呼ばれ方してますしね、作者。
ではそれだけの人を寄せ付けない要素を持ちながらどうしてここまで人気なのか…
まじで面白いんですよね、内容が。
作画が安定してたっていうのも当然あるんですけど、中身が非常に面白い。
面白いんですけど…とにかくしんどいシーンが多すぎる。面白いのに何度か挫折しそうになりましたけど、無事に見終わりましたよ…
深界4層でこれなので、最後は地底まで行くとは思うんですけど、リコが人間のままとはあまり思えないですね。
ライザも会う時成れ果てになってるんじゃないか説も個人的にはあったり。
多分単純な感動的再会にはならない、というかなるはずがない()
キャラデザは完全にロリコンのそれですけど、そこにケモナーまで入ってきてるので、つくし卿の守備範囲は良くも悪くも広いのでしょう。多分マイナー性癖にいくつも対応してる、みたいな。
リコが全裸でレグの前に出てきても平気なのは、レグを信頼しきってなのか、それともレグをロボットとして見ているのか、それとも作者の脳内での12歳に対しての認識なのか、まあ分からんです。
感想忘れてたので、最後にざっと。
非常に面白いものの、中身は随分と人を選びます。
あと、このアニメと何かが共鳴しちゃった人は多分危ない性格が潜んでます、間違いなく()
多分小島監督は危ない人なんです、良いセンスだ
一番好きなのは、オーゼンの元にいる時ですかね。偉大な母ライザの師と会い、そこでライザがまだ生きているかもしれないこと、そして子供扱いをしないという言葉の通り、知っている全てをリコとレグに教えるオーゼンの姿はかっこよかったですね。それ以外があまりにクソすぎる、というかスーペー胸糞シーンまみれなんだけど。
一番印象に残ったシーンは、やはり4層の上層負荷で血まみれ&手を折るシーンですね。
なぜあそこまでリアルに描いた…
映画の方もレンタルとかで出始めたら見ようと思います。とりあえずナナチは可愛いですね、ってセリフが出てくることだけ知ってます。
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