「天気の子」について話したい
天気の子、ようやく見に行きました。
君の名は。も見に行ったのですが、あれはいい作品でした。
Charlotteとかと違って、話が2時間という限られた時間のなかで、ダレることなくしっかりと完結する良い作品でした。
天気の子、先に言わせてください。
めっちゃよかった。すごく良かった。
ということで今回はネタバレ感想の回です。
<ネタバレ注意>
凄く好きな要素の詰め合わせでした。
ひねくれてるようでひねくれていない、そんなボーイミーツガールな作品。
好きな要素は主人公が捕まりそうになる辺りからでしたね。
逃避行のあたりからかもしれませんけど。
ヒロインとの駆け落ち、というか逃避行ってあんまりない気もするんですけど、これはリトバスの鈴ルートのせいで好きになっちゃったんですよね。
あのむかむかしながら、ドキドキしながら、その先の悲劇を待ってしまうような。
主人公が自分の弱さを知っていながらも、それでもヒロインの手を引いて…っていう展開のドキドキ感、ほんと良いですよね(性格に難あり)
そして逃げた先で弱さや不安を忘れようとするかのように振舞ったり…
リトバスのあの辺りはマジで鬱になるかと思いましたけど(アニメでは全カットだったがな!)
あれもその先にあるのは暗闇でしたけど、天気の子も当然ながら先にあるのは暗闇。
その後のパトカー内で陽菜が15歳だったことを知るあたり、警察署から逃げて廃ビルに行くあたり、廃ビルで銃を向ける辺り、終盤にかけて好きな点がたくさんです。
でも、特に好きな点は陽菜を連れ戻した後です。
止まない雨で東京が沈む、もう最高ですよね。
これで東京も救われ、ヒロインも救われるなんて生ぬるい終わり方じゃなくてこの終わり方っていうのがもう最高です。
はつゆきさくらで最後の写真に桜が写るあの終わり方が好きな人、鴎ルートで最後に届いた手紙を読んで船を出すところが好きな人は、確実に天気の子も好きになるでしょ。
最後のシーンは会わないぐらいが好きなんですけど、二人が再会するからこそあの綺麗な終わり方だったのかも、と思ったり。
またサマポケの話をしますけど、あれもPocketsの最後で「出会うことが無くなる」はずのしろはと羽依里がまた出会い、未来を期待させる終わり方をする…だからこそ綺麗な終わり方をしましたし。
ネットでは「0年代エロゲ」だなんて言われてましたけど、ちょっとそれは違うんじゃないかなって。
「彼らには過酷を、僕たちには幸せを」な終わり方じゃなかったでしょ。
天気の子は一番近いので言えば「新島節」だなーって。
はつゆきさくらとサマポケしかやってない人間が言うのもアレなんですけど、Keyっぽいといわれた君の名は。とは毛色が若干違う、新島夕みたいなシナリオだったんですね。
自分はTwitterで言いまくってる通り、サマポケの評価は鴎単体で最高ランクに押し上げてるように新島夕さんのシナリオが好きなんですよね。
で、天気の子に話を戻します。
伏線回収について少し悩ましい点が。
雨が魚の形をしていた点、クジラのような大きなものが空を覆っていたこと。それらが頻発するようになった理由。
それらの理由は単に「天気の巫女」が空から見た絵が魚の形をしていたから、っていうだけでいいんですかね。
それと君の名は。との時系列的疑問も。
穂高が陽菜へのプレゼントを買う時点で三葉が社会人で東京に上京済み、瀧はまだ学生だったように見えた…と思って設定を見ると2019年では大学生の年齢…
ただ、この辺りは調べてみると別におかしくはなかったですね()
見てた時は「( ,,`・ω・´)ンンン?」ってなってたんですけどね。
あと言っておかなければならないのが音楽、RADWINPSの曲がすごくしっくりくるんですね。
それもそのはずで、新海監督はRADから届いた曲を聴いて演出を決めてるらしくて、そりゃー絶妙なタイミングでしっくりくる音楽が流れるわ…って感じです。
グランドエスケープが流れるタイミングも超絶妙ですし、あとはBGMとしての音楽じゃないっていうのがまた良いですよね。
普通のBGMもRADらしいというか、普通のアニメとは全然違う感じですし。
バクマンはサントラしか持ってないんですけど、あれもサカナクションじゃないと作らんだろうな、って感じの独特なBGMでしたし、やはり変わったバンドが作るBGMはいいものです。
ちなみに弟は「愛にできることはまだあるかい」の流れるタイミングがすごく良かったらしいです。
(ABとかCharlotteも「話と関係のある挿入歌」であればもっと良かったと思うんですけどねぇ。キャラソンをぶち込むんじゃなくて、新海作品のような挿入歌の使い方なら…)
以上、天気の子についてネタバレ踏みつつ感想会でした。
いやー、新海誠ってマジな変態ですよ。
変態じゃないとあんな物語書けないですよ。
変態じゃないと15歳と16歳と小学生をラブホに泊めないです()
ただ、ラブホだったからこそあそこら辺の暗い感じが出せてると思うんですけどね。
批判が集まりそうな作品とか言ってましたけど、あれは問答無用でスタンディングオーベーションです。マジで。
特にアニオタ(萌え系以外)はこれはドはまりするはず。
とにかく良かった、良すぎた()
まだ見に行っていない人は是非とも見に行きましょう。以上!
君の名は。も見に行ったのですが、あれはいい作品でした。
Charlotteとかと違って、話が2時間という限られた時間のなかで、ダレることなくしっかりと完結する良い作品でした。
天気の子、先に言わせてください。
めっちゃよかった。すごく良かった。
ということで今回はネタバレ感想の回です。
<ネタバレ注意>
凄く好きな要素の詰め合わせでした。
ひねくれてるようでひねくれていない、そんなボーイミーツガールな作品。
好きな要素は主人公が捕まりそうになる辺りからでしたね。
逃避行のあたりからかもしれませんけど。
ヒロインとの駆け落ち、というか逃避行ってあんまりない気もするんですけど、これはリトバスの鈴ルートのせいで好きになっちゃったんですよね。
あのむかむかしながら、ドキドキしながら、その先の悲劇を待ってしまうような。
主人公が自分の弱さを知っていながらも、それでもヒロインの手を引いて…っていう展開のドキドキ感、ほんと良いですよね(性格に難あり)
そして逃げた先で弱さや不安を忘れようとするかのように振舞ったり…
リトバスのあの辺りはマジで鬱になるかと思いましたけど(アニメでは全カットだったがな!)
あれもその先にあるのは暗闇でしたけど、天気の子も当然ながら先にあるのは暗闇。
その後のパトカー内で陽菜が15歳だったことを知るあたり、警察署から逃げて廃ビルに行くあたり、廃ビルで銃を向ける辺り、終盤にかけて好きな点がたくさんです。
でも、特に好きな点は陽菜を連れ戻した後です。
止まない雨で東京が沈む、もう最高ですよね。
これで東京も救われ、ヒロインも救われるなんて生ぬるい終わり方じゃなくてこの終わり方っていうのがもう最高です。
はつゆきさくらで最後の写真に桜が写るあの終わり方が好きな人、鴎ルートで最後に届いた手紙を読んで船を出すところが好きな人は、確実に天気の子も好きになるでしょ。
最後のシーンは会わないぐらいが好きなんですけど、二人が再会するからこそあの綺麗な終わり方だったのかも、と思ったり。
またサマポケの話をしますけど、あれもPocketsの最後で「出会うことが無くなる」はずのしろはと羽依里がまた出会い、未来を期待させる終わり方をする…だからこそ綺麗な終わり方をしましたし。
ネットでは「0年代エロゲ」だなんて言われてましたけど、ちょっとそれは違うんじゃないかなって。
「彼らには過酷を、僕たちには幸せを」な終わり方じゃなかったでしょ。
天気の子は一番近いので言えば「新島節」だなーって。
はつゆきさくらとサマポケしかやってない人間が言うのもアレなんですけど、Keyっぽいといわれた君の名は。とは毛色が若干違う、新島夕みたいなシナリオだったんですね。
自分はTwitterで言いまくってる通り、サマポケの評価は鴎単体で最高ランクに押し上げてるように新島夕さんのシナリオが好きなんですよね。
で、天気の子に話を戻します。
伏線回収について少し悩ましい点が。
雨が魚の形をしていた点、クジラのような大きなものが空を覆っていたこと。それらが頻発するようになった理由。
それらの理由は単に「天気の巫女」が空から見た絵が魚の形をしていたから、っていうだけでいいんですかね。
それと君の名は。との時系列的疑問も。
穂高が陽菜へのプレゼントを買う時点で三葉が社会人で東京に上京済み、瀧はまだ学生だったように見えた…と思って設定を見ると2019年では大学生の年齢…
ただ、この辺りは調べてみると別におかしくはなかったですね()
見てた時は「( ,,`・ω・´)ンンン?」ってなってたんですけどね。
あと言っておかなければならないのが音楽、RADWINPSの曲がすごくしっくりくるんですね。
それもそのはずで、新海監督はRADから届いた曲を聴いて演出を決めてるらしくて、そりゃー絶妙なタイミングでしっくりくる音楽が流れるわ…って感じです。
グランドエスケープが流れるタイミングも超絶妙ですし、あとはBGMとしての音楽じゃないっていうのがまた良いですよね。
普通のBGMもRADらしいというか、普通のアニメとは全然違う感じですし。
バクマンはサントラしか持ってないんですけど、あれもサカナクションじゃないと作らんだろうな、って感じの独特なBGMでしたし、やはり変わったバンドが作るBGMはいいものです。
ちなみに弟は「愛にできることはまだあるかい」の流れるタイミングがすごく良かったらしいです。
(ABとかCharlotteも「話と関係のある挿入歌」であればもっと良かったと思うんですけどねぇ。キャラソンをぶち込むんじゃなくて、新海作品のような挿入歌の使い方なら…)
以上、天気の子についてネタバレ踏みつつ感想会でした。
いやー、新海誠ってマジな変態ですよ。
変態じゃないとあんな物語書けないですよ。
変態じゃないと15歳と16歳と小学生をラブホに泊めないです()
ただ、ラブホだったからこそあそこら辺の暗い感じが出せてると思うんですけどね。
批判が集まりそうな作品とか言ってましたけど、あれは問答無用でスタンディングオーベーションです。マジで。
特にアニオタ(萌え系以外)はこれはドはまりするはず。
とにかく良かった、良すぎた()
まだ見に行っていない人は是非とも見に行きましょう。以上!
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